きみはもう直ぐ一歳になる。
信じられないね、もう1年経とうとしてるなんて。
だって出産したのがほんの少し前のことみたいだから。
お母さんは浦島太郎のようです。
近所の保育園はどこも空いておらず、
年度途中の入園は最後までドキドキだったけど
元の保育園に入れることになった。
あなたにとって1番いい保育園に決まりますようにって
神様にお願いしていたから
きっとそこが良かったんだよね。
さてもう、慣れ保育3日目。
朝9時半に登園するだけなのに
お母さんはそれはもう大変です。
お兄ちゃんやお姉ちゃんの時には
思ったことなかったのに(笑)
目標は8時半に登園することだけど、
来週までにそんなふうになれるのか
信じられません。
保育園と職場がどちらも家から反対方向に遠い。
しばらくは時短とは言え、
4人の世話をしながらこの働き方が続けられるとは思えない。
忙しすぎていろんなものが手からこぼれ落ちていくのが目に見える。
きっと
心を無くすのが分かる。
でもお母さん、きみが生まれてからさ
もう本末転倒するのやだなって思ったんだ。
きみたちと楽しく過ごすために生きているのに
毎朝毎晩、きみたちを叱りつけて
怒って急かして
ゆっくり話も聞けないなんて
もうウンザリだなぁって思ったんだ。
何のために生きてるか分かんなくなっちゃうよ。
お母さんは今、きみたちのために生きていたいんだ。
きみたちのためにしてあげられることを
心をいまこの瞬間にとどめて行いたい。
だから職場を変えなきゃいけない
お仕事を変えなきゃいけないかなって
考えてるよ。
さて、預けてから1時間。
きみはまだ泣いてるかな?
昨日は泣き疲れてよく眠ったね。
ゆすっても起きなかったね(笑)
今日は雨だよ。恵の雨。
お母さんは帰りにずぶ濡れになりました。
ユニクロへ行ってあなたの服を買い足そうと思ったのを途中で断念しました。
雨が降るだろうことは分かっていたのに
降らないといいなーなんて
カッパもなしで自転車漕いでさ。
Tシャツもズボンもバックもずぶ濡れ。
帰ってさっそくまた洗濯機を回したよ。
お母さんってバカなのかな。
バカなんだろうなぁ。
どうか忙しいことのために
あなたたちの声を聞かないことのないように
きみたちの「見て見て!」「お母さんお母さん!」を
ひとつも取りこぼしたくない。
大好きな君たちへ

コメント