先日、ちょうど3番目の子が帰ってくるタイミングで
雨上がりに末っ子のお散歩へ。
3番目の子は私たちを見て本当にうれしそうに、
一旦身をかがめてから、勢いつけて駆け寄ってきた。
その姿がほんとうに可愛くて、幸せだなぁと思った。
3番目は末っ子の面倒をよく見てくれて可愛がってくれる。
そのまま急いでランドセルを家に置きに行って
また戻ってきて一緒にお散歩へ出掛けてくれた。
この地域では子供の登下校に付き添ってくれる親がとても多い。
現代もしくは都会では普通のことなのか?
子供が学校に慣れない、行きたくない時だって
親が学校の中まで付き添ってくれるし、それを学校もよしとしてくれている。
昭和の田舎育ちの私にとっては信じられないことで、
「なんかすごく手をかけてくれるんだなぁ」と驚くばかりだったけれど。
(というか親に付き添ってもらって学校に来た時点でみんなから揶揄われていたこと必至・・・)
朝の登校も賑やかなこと。
子供に付き添って登校してくれる親が多く、PTAでも防犯の観点からみんなで見守ろうと、
防犯の札を首から下げて街中ウロウロしましょうと薦めている。
そしてやっぱり、登校に付き添ってみたら元気が出て楽しい。
上の子2人は、
小学校入学からいつも自分で登校・帰りは遅い時間まで学童へ。
もしくは1人で帰宅させて、怖くて家に入れずご近所の家に避難していたこともあったっけ。
そういうのが当たり前で
親の私も仕事と保育園送迎で時間に余裕がなく
甘えさせてはいけない、自立させなきゃいけない、
そんなふうに思ってきたけど、
違う風景が見えた気がした。
「そんなに無理しなくていいんじゃないか」
最近のモヤモヤが転じて
「本当に望む生活ってなんだろう、私は残りの人生で何がしたいのかな?」と。
もはや素直に、
「朝夕とゆっくり子供の送迎ができる親御さんが、本当にほんとうに羨ましい」
今までは、ひがみでそんな風景を斜めから見ていたのかもしれない。
その自分には戻りなくないな、と強く思った。
コメント